TATAMO!ブログ |アーカイブ|2011年05月

2011.05.27もうひとりの自分

昨日、TATAMO!の活動が地元のテレビ局で放映されました。
取材の時、私の作業風景やインタビューをしっかり撮られたので
恥ずかしくて観るのをためらっていましたが、ある決心をして観てみました。
家族が録画してくれた映像を恐る恐る観てみましたが
案の定、かなりアップで映ってる(>_<)

私は、もうひとりの自分に会うのがとっても苦手です。
トラウマといえるでしょう。
でも今回はだいぶ向き合ってみました。
よい通過儀礼をいただきましたw
きつかったよー

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2011.05.26ふたつでひとつ

イグサは田んぼで育ちます。
同じ田んぼの中で、同じ水、同じ肥料、同じ愛情で育てても
長いのもあれば、短いものもあります。
イグサは長いものが高級品になり、基準に満たない短いものは処分されます。
私は自分が背が低いので、この事実が気に入らないようですw
同じ田んぼで育ちながら、長さだけで甲乙決まるとは理不尽です・・・。

そこでTATAMO! の登場です!
短いのも個性です。短いからこそデザイン性があるのです。
長い優等生のイグサと短い個性的なイグサ、ふたつでひとつです!

あっ、中くらいのその他大勢も、そこそこヨロシクw

手刈り 3.bmp

2011.05.21 "TATAMI SHOP AOYAGI"

TATAMO!のメンバーでもある千葉県の青柳畳店さんのPVがCOOL!

リズムがとてもいいです!

彼とはお互い利用し、利用される、持ちつ持たれつの仲ですw

枠にとらわれずオープンなパートナーシップがこれからは大事になるでしょう。

オリジナルなものをもっている方、オリジナルなものを目指す方

ぜひ一緒にやりましょう!

ようやく畳職人がCOOLな時代がやってきましたw

青柳畳店さん↓

http://aoyagitatamiten.blog.so-net.ne.jp/


ドン小西.jpg

2011.05.21できないことをやりましょう!

私にはできないことが多すぎる。
TATAMO! という大風呂敷を広げててんてこ舞いですw
でもTATAMO! のまわりには不思議と個性的な人が集まってきて、
一緒にやろうと言ってくれます。
畳関係の方は非常に少ないですが(>_<)

できないことをやりましょう!
少し強くなるために。
できないことをやりましょう!
もっとやさしくなるために。

そのためにできることをやりましょうw

エポケー.jpg

2011.05.20畳は農業なんです!

知り合いの山形県の畳屋さん、鏡畳店さんはご自身のホームページで言いました。
「畳は農業なんです。こんな当たり前のことが、あまり知られていないのです」と。
私はこの言葉を見た時、「やられたー」と思いましたw
私も同じくそう思っていましたが、言葉で上手く表現できずにいました。
「畳=農業」と言い切った鏡さんの姿勢に賛同します!

品質の良い材料としてイグサを求めて農家さんと親しく付き合う畳屋さんは
結構多いですが、そのもう一段高い所から全体を眺めている感じがします。

TATAMO! も短いイグサの有効活用を実践してますので、
すべてのイグサ農家さんの共通な想いを反映することができます。
まだまだ力不足ですが一緒に頑張りましょう。

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2011.05.16連携するということ

TATAMO! は経済産業省より農商工連携事業として認定を受けています。
たまたまですが、被災地へ送る畳"TATAMO! roll"の製作を協力してくれる
山形県の鏡畳店さんも農商工連携の認定事業者です。
http://www.igusa.net/
今のところ、全国の皆さまの想い→熊本→長野→山形とリレーして
被災地にTATAMO! roll をお届けする予定です!

国の施策である農商工連携で新事業を立ち上げる経験をさせてもらい、
"連携"することの大切さや難しさを学んでいますw
少しわかってきたことは、連携するには業界のド真ん中にいてはできない
ということと、すぐに繋がるのではなく、じっくり時間をかけるということです。
危険な所に種を蒔いて、ひたすら待つ!って感じでしょうかw

でも、そろそろ芽を出さないとね(汗)

イグサ田 3.bmp

 

2011.05.10日経BP社の『社長のデザイン』に掲載されました。

 4月25日発売の日経BP社『社長のデザイン』に掲載されました。
すごい顔ぶれの中にこっそりと登場していますw

「魅力的なデザインには、顧客や協力企業を引き付ける力がある。
その力を利用して、たくさんの人を巻き込むコミュニケーションを取ることで、
プロジェクトは大きく加速していくのだ。」 文中より

ぜひ読んでください!

http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/191910.html

社長のデザイン.jpg

2011.05.09マトリックスから抜け出す!

畳は日本の伝統、文化です。
私もよくこのフレーズを使います。
でもそろそろ封印する時期かもしれません(実際は使いますが、考え方としてですw)

TATAMO! ではその実験をしています。
畳の良さは自然素材であること。ココにフォーカスしていきます。
イグサの素材感を世界中の人々に伝えたいと思います。

そのために今までの殻から抜け出すことも必要だと
3.11の震災後、特に思うようになりました。
あの災害で多くの方の価値観が変わったはずです。
新しい価値観がどういうものか、まだわかりませんが
よく見極めていこうと思います。

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2011.05.08自然素材と化学素材のあいだ

畳の素材としてイグサがあげられます。
国産のイグサは主に熊本県で栽培されています。
8月に苗作りをして、11月に田んぼに苗を植えて、翌年の6月から7月にかけて刈り取られます。
1年かけてじっくり育てられます。
現在はイグサに変わりビニールを使った畳も多くあります。
色が変わらず、丈夫という利点があります。
またいろんなカラーが楽しめるというおまけ付きですw

TATAMO! は国産のイグサだけを使用しています。
それは畳の良さは自然素材にあると思うからです。
イグサの肌触り、香りが人の心と体を癒します。
見た目は同じでもどこか違う。
ぜひとも、そこに気付いて頂きたいと思います。

何年か前に福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』という本が出版されました。
たしか「時間」が重要なファクターだった気がします。
自然素材と化学素材のあいだにも同じことを感じます。

お茶会 子供 (2).jpg

 

 

2011.05.07TATAMO! rollをつくるボランティアの学生さん

信州大学の学生さん3人がTATAMO! roll 製作のお手伝いに来てくれました。

畳表とクッション材を張り合わせる作業をしてもらいましたが、

すぐに慣れて、30枚ほどできました!

これを被災地近くの畳店さんに送って縁を付けて頂きます。

畳は心と体をリラックスさせる効果があります。

多くの方々のリレーで被災地に畳を届けていこうと思います。

作業の最後に学生さんに好みの縁でMY TATAMO! roll を作ってもらいました。

ささやかなお礼として持ち帰ってもらいましたw

またお願いしますね!


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