2011.05.08自然素材と化学素材のあいだ
畳の素材としてイグサがあげられます。
国産のイグサは主に熊本県で栽培されています。
8月に苗作りをして、11月に田んぼに苗を植えて、翌年の6月から7月にかけて刈り取られます。
1年かけてじっくり育てられます。
現在はイグサに変わりビニールを使った畳も多くあります。
色が変わらず、丈夫という利点があります。
またいろんなカラーが楽しめるというおまけ付きですw
TATAMO! は国産のイグサだけを使用しています。
それは畳の良さは自然素材にあると思うからです。
イグサの肌触り、香りが人の心と体を癒します。
見た目は同じでもどこか違う。
ぜひとも、そこに気付いて頂きたいと思います。
何年か前に福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』という本が出版されました。
たしか「時間」が重要なファクターだった気がします。
自然素材と化学素材のあいだにも同じことを感じます。