2011.08.18もし畳屋さんが野中郁次郎の『イノベーションの本質』を読んだら
6年ほど前の本ですが野中郁次郎さんと勝見明さんの共著
『イノベーションの本質』を久しぶりに開いてみました。
「暗黙知」の共有がキーワードになるのですが
そんなことを言葉にしても意味ないよっていう本ですね。
「暗黙知」は直接体験の蓄積ですからw
畳屋も職人世界ですから暗黙知はいっぱいあります。
イグサ農家さんも農業ですから暗黙知の宝庫ですw
でもイノベーションはぜんぜん起きません・・・。
なぜでしょうか?
私はたぶん「共有」という部分が欠けているのだと思っています。
畳屋さんのほとんどは個人経営です。
組合などありますが深い話はしません。
きっと深い部分での「共有」が苦手なのでしょう。
農家さんもそっくりな構図だと思います。
「暗黙知」の共有には時間と覚悟が必要です。たぶんw
私もやっとこの辺りまで来てみましたが、だーれもいねぇー。。