TATAMO!ヨガマットと松本莉緒さんとの出会い
百瀬:ぼくと松本さんとの出会いは、ぼくが畳のヨガマットについて連絡をしたところから でしたね。
松本莉緒さん:うんうん、全⼒の、熱意のこもったメールをいただいたんですよね。
「畳のヨガマットを作りました。これを⼀⽣懸命広げていきたいのでぜひ莉緒さんに使って
ほしいです!」
という、熱いメールをいただきましたね。ちょうどカフェでのヨガイベントをスタートする
タイミングだったので、そこで畳のマットを使ってレッスンさせていただいたのが、最初だ
ったんじゃないかなと思います。
百瀬:ぼくが⼤学2年のときですね。4年ぐらい前ですね。
松本:⼤学⽣だったんですか!⼤学⽣のころから畳のヨガマットを広めていくという姿勢 が、とてもすごいなと思います。
百瀬:⽗が経営をしているTATAMO!の商品として、畳のヨガマットがあるということを知っ
たのが、⼤学1年⽣の時だったんですが、それまで⽗が何をつくっているのか、詳しくは知
らなくて。。畳をつくっているのは知っていても、畳のヨガマットをつくっているというの
は、実は知らなかったんですよね。
2009年から畳のヨガマット⾃体はうちで販売されていたのですが、当時からあまり知られて
いなかったので、畳のヨガマットの良さを⾃分⾃⾝が知るために、まずはヨガの発祥でもあ
るリシケシ(ヨガの聖地として有名)に⾏ったら何か変わるんじゃないかとも思って、⼀⼈
で、完全にヨガのためだけにインドに2週間⾏きました。
松本:なるほど〜。そこで実際にインドに⾏って、百瀬さんの中で発⾒したこととか、マッ トとヨガに関して、より頑張っていこうと思えたこととかはありましたか?
百瀬:インドでぼくがヨガをしたときは、瞑想が中⼼でした。そこで、「畳のヨガマットは
瞑想やリラックス系のヨガにマッチするな」と実感して、そういう部分からこのヨガマット
を広めていきたいなと、帰国して思いましたね。
松本:インドに⾏ったことで、これからヨガマットの取り組みをやっていこうという情熱が 湧いて、帰ってこられてスタートされたんですね。
百瀬:はい、そのタイミングで松本さんにご連絡させてもらいました。
松本:そこで私に⾏き着いたのがなんだか不思議ですね。わたしはヨガのインストラクター のお仕事を始めてから今6年になるんですけど、声をかけてくださったのは講師2年⽬ぐら いのころですね!
百瀬:松本さんはいろいろなことにトライされているなというイメージがあったんです。
松本:いろんなことにトライし始めたいという気持ちもあったし、もうゼロからだったの で、ヨガ講師としては⼩学校1年⽣みたいな感じでスタートしたので、いろんなことにトラ イさせていただくのは当然だったし、先⽣として経験を重ねていきたかったので、その途中 でTATAMO!さんと出会ったんです。
百瀬:ビーチやカフェ、公園、そして⻑野の⼭の⽅でもヨガイベントをされているのを⾒て いて、そういったいろんな場所でヨガマットを使っている⽅に畳のヨガマットを使っていた だくと、外で使う畳の良さにも気づいてもらえるのではないかと思ったので、いろいろと挑 戦されている⽅とつながっていきたいという想いがありました。
松本:すごく若いのに、畳のヨガマットを広めていきたいっていう情熱を持っている若者だ なあという印象が当初から変わらずありますね。代々続く畳屋さんの⽅ということも知っ て、百瀬さんの代だけでなくて、今後もきっとTATAMO!さんを通じて、⽇本の⼤切なものが 継承されていくだろうなというのが伝わってきます。