⽇本のヨガと世界のヨガ
百瀬:今⽇本ではアクティブなヨガが主流になっているように感じますが、松本さんから⾒ ていかがでしょう?
<松本:「⽇本のヨガの現状」というお話でいうと、全般的に今ヨガがどうなっているのかと
いうのを厳密にはたどってはいなくて。。⾃分が願って、祈っているヨガを伝えていく、と
いうことに集中しているので、ほかに今どのようなヨガが流⾏っているのかということを追
ったり、⽐べたりはしていないんですね。
⾃分のやっているヨガと、今周りで⾏われているヨガっていうのを⽐べながら競い合ってい
るわけでもまったくなくて、ヨガの現状というのをそこまで把握してはいない・・・という
のが正直なところなんです。
でも、肌で感じているのはやっぱり百瀬さんの⾔う通り、⾳楽を使って動くヨガや、瞑想の
空間を意図的に創って、その中で光などを使って瞑想のためのクッションとキャンドルを置
いて、イベント空間を創り出しているような施設が増えてきたなと。
⾳楽に乗ってヨガをするというのと、その空間⾃体を創ったりしているというのはどれもす
ごく素敵だなと思っていて、わたしも機会があればトライしたいなと思っています。
トライしてみないと、どういうふうに体と⼼に影響があるかというのもわからないし、きっ
と実際やってみたらすごく楽しくて気持ちよくて、リラックスできるものなんだって気づく
こともあると思うので、それを⽣み出してくれた⼈もとてもすごいなと思いますね。
きっと時代はそういう意図的に空間を創っている施設がどんどん増えてきているので、より
もっと、「瞑想とはなんだろう」ということにみんな意識を向け始めてきているんじゃない
かなと。
⽣きている中でよりストレスを軽減していくためにはどうやって⽣きていけばいいんだろう
っていうことに、やっとみんなが⽬を向けていくようになったんじゃないかなとも感じてい
るんですよね。
なので最近では、より仕事が忙しい⼈だからこそ、瞑想にトライしようとか、お家でセルフ
ケアをできるようにしましょうということを、本やオンライン上、SNSでヨガの先⽣たちが
伝えているなという印象もあります。