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TATAMO!×松本莉緒さん 対談コラム03

TATAMO!と松本莉緒さんの対談コラムの連載最終回です。昨年結婚され、今年5⽉には第1⼦を出産された松本さんのライフスタイルの変化や、⼤切にされている価値観についてもうかがいました。 対談を通じて、お互いの⽬指す世界や価値観に通ずる部分や共通点があることに改めて気づき、話は商品コラボの企画へと進み・・・。

⽇々の中で”チョイス”するときに、⼤切していること

百瀬:ヨガをされていると地球や⾃然にやさしいものとか、⾃分の⾝体にとってもそうした やさしいものを取り⼊れるという点で、「⾷」というものにもけっこう向き合ったりすると 思うのですが、⾷材とか、⾷べるものとかに関して何か⼤切にされている軸みたいなものは ありますか?


松本:美味しい美味しくないはもちろん、⾒て美味しそうだなとかはもちろんあるんですけ ど、⼀番は、「⾷べて幸せな気持ちになるかな?」という点で、⼼が喜ぶものをチョイスし ている気がします。
つくってくれた⼈が、⽬に⾒えるカタチで⾷品にシールがつけられていて、これはだれがつ くりましたというようなことが書いてあったりするとほっこりしますし、知り合いのだれか がこの野菜をつくっていて、届けてくれたっていうこともすごくそれだけで幸せになったり とか。


百瀬:なるほど、作り⼿さんたちとのつながりを感じられる⾷。まさにヨガにも通じること ですね。


松本:そうですね。「つながり」というものを感じられると、わたしはすごく幸せを感じま すね。わたしの主⼈がすごく料理が上⼿なので、主⼈のつくる料理はものすごく幸せパワー が⼊ってるんですよ。⽢酒やマラサダまで⼿作りしてくれたり。そういう環境に今いるの で、より⾷に対して、⼦どもにもどういった⾷事を⾷べさせて⾏こうかなと考えたりします し、無駄のない⾷をしたいと思っています。
冷蔵庫にあんまり余計なものは⼊っていなくて、本当に必要最低限のものが⼊っているよう な感じで。なるべくフードロスが少ないカタチで⽣活をしていきたいと思っているし、いづ れは⽥舎の⽅で⽣活をしていきたいなと思っているぐらいなので。
おしゃれなものも好きだけれど、根本的にはそういった愛を感じられる⾷事、その⼈が⾒え るような⾷事やライフスタイルが好きですね。


百瀬:ぼくもその価値観は似たようなものを持っていて、今の⽇本茶葉パウダーを使ってい るのもそうした価値観が根底にあるんですけど、パウダーにすることによって、ロスなく全 部提供できるんですよね。パウダーでないと、どうしても茶殻が出て、⽣ゴミとして捨てられ てしまうことになってしますんです。パウダーにすることでロスはなくせるけれど、⼀⽅です べて体に取り⼊れられることになるので、農薬を使っていない、オーガニックの茶葉という ことにこだわりました。
あとは作り⼿の愛を感じるという点では、今お店ではご注⽂をいただいてからぼくが茶筅で ⽴ててドリンクをお出ししているんですけど、やはり⾃分がつくっている姿を⾒ていたただ いて、新たに美味しさが引きだせるというところもあるんじゃないかなと思って、昔ながら の茶筅でお抹茶を⽴てるというようなスタイルを選びました。


松本:いいですね!本当に素敵だと思います。百瀬さんが本当にここでお茶をたてていて、 ⽣き⽣きとされているから、百瀬さんというキャラクターとしてこのお店もTATAMO!のブラ ンドの発展もますます楽しみです。

なつかしい⽇本の伝統を⾝近に感じてもらいたい

百瀬:TATAMO!の活動としては現在、畳のヨガマット「TATAMO! yoga」の製造・販売 と、⽇本茶カフェ「TATAMO! TEA」の運営をしていて、どちらも⽇本の伝統のものを⽇常 で⾝近に味わってもらえたらと思って取り組んでいますが、松本さんは、和とか⽇本の伝統 的なものに触れたり、思い⼊れとかはありますか。


松本:実は、わたしの⽥舎のおばあちゃん家が80年になる和菓⼦屋さんなんですよ。


百瀬:カメコ柿ですよね。


松本:そうなんです!⼲し柿の上に⽺かんがコーティングされているようなお菓⼦なんです けど、中に⽩あんが⼊っているんですね。なのでさっきいただいた抹茶シェイクに⽩あんが ⼊っていると聞いてとても懐かしく感じたんです。ちいさな頃から、⼯場であんこを練って いるところを⾒るのが好きだったり、ハケで⽺かんを塗っていたり、きれいに陳列されてい たりする⾵景を⾒ていたので、和の空間とか、和菓⼦とかお茶は、⼩学校の時から⼤好きな んですよ。なので、東京だけじゃなくて、⽇本各地でもそういった空間をなつかしんだり、 こういう空間を残してくれるといいなと思っている⼈はたくさんいると思うし、わたしの⽥ 舎の和菓⼦屋さんにも、TATAMO!さんの畳で飲⾷スペースをつくってもらいたいぐらいで す。


百瀬:⼲し柿をTATAMO!のカフェにおきましょうか。


松本:それいいですね!


百瀬:最近和菓⼦がほしいという声もあって、なかなかこれ!という出会いもなかったの で。


松本:カメコ柿以外にも、創作和菓⼦といって、あんをいろんな形に練ってコーティングし たものをつくっているのもあるし、⽩いおまんじゅうと茶⾊いおまんじゅうにありがとうと いう印を押したおまんじゅうもあるんです。そうした⼩さな和菓⼦があるので、和菓⼦と TATAMO!さんのお茶の組み合わせ、すごくいいと思います。


百瀬:やりたいですね!


松本:やりましょうか!ぜひよろしくお願いします!わたしのいとこである4代⽬が今頑張 っているお店なんですよ。


うちの会社は⽗が3代⽬なので、ぼくが継げば4代⽬になるので、⼀緒ですね。 家はもともと「百瀬畳店」という⻑野にある畳屋なんですが、3代⽬である⽗が、熊本にあ るい草農家さんと、デザイナーさんと提携して2009年につくられたのが、「TATAMO!」と いうブランドなんです。


松本:それで4代⽬の百瀬さんの代ではこの「TATAMO!CAFE」を展開し始めたんですね。 すごいですね。


百瀬:TATAMO!ブランドをカフェとして展開したのは、「畳とどうやったら触れ合えるか な」というところを⼀番に考えてきた中で⽣まれました。
飲⾷店であれば、お店の中に畳の空間があって、店内はい草の⾹りがしたり、⽣活の中とい うよりは、⾝近に、遊びに出かけた先でどこかなつかしい畳の⾹りを感じられる空間をつく りたいという思いが2年ほど前からあって、そのアイデアを突き詰めていくうちに、オーガ ニックの⽇本茶を使った、畳のカフェという形にたどりつきました。


松本:すごいですね。24歳にしてすごい⾏動⼒があるなって思うし、ここから進化する姿を わたしも応援したいと思います!


今後の松本莉緒さんとTATAMO!とのコラボもお楽しみに!

松本莉緒さんプロフィール

松本莉緒さん
松本莉緒さん

女優・ヨガインストラクター


1982年10月22日生まれ。青森県出身。1994年11歳で芸能界デビュー。
テレビドラマ、映画、CMなどに多数出演。デビュー当初は「松本恵」として活動をしており「ガラスの仮面」(97年)や、「聖者の行進」(98 年)などでブレイク。また、ドラマ「エースをねらえ!」(04年)、「モテキ」(10年)など人気作にも多数出演。さらに多数のファッション誌においても表紙モデルを務めるなどモデルとしての一面も。

2014年、ヨガの国際ライセンスを取得しヨガの指導者としても活動を始める。そのヘルシーなライフスタイルから多くの同年代の女性たちに 支持を得ている。

2012 国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ) を通じてカンボジアの女の子のチャイルド・スポンサーとなり、途上国の子供たちへ支援活動を行っている。
2016 神戸マラソンゲストランナー フルマラソン完走
2017.2018 ホノルルトライアスロン
2018、12月 インド政府公認 ロナワラのヨガ大学体験の旅


公式ホームページ https://www.peaceberg-style.com

instagram https://www.instagram.com/matsumoto_rio/